「スカイダイビング競技で活躍されている橋本有加里さんへのインタビューはぴ♪」
今回は、フォーメーションスカイダイビングで活躍をされる橋本有加里さんにインタビューはぴ!
橋本さんは、福井市出身・在住で、フォーメーションスカイダイビングで複数回世界記録を達成するなど、活躍をされているはぴ!
2024年10月にカリフォルニア州で開催される女子世界記録メンバーへ選出されたことや、スカイダイビング界に大きな功績を残したとされる「殿堂入り」を果たしたとのことで、今回お話をお聞きしたはぴ!
ー橋本さんがされているスカイダイビングってどういった競技はぴ?
(橋本さん 以下橋本)
私が行っているのは、「フォーメーションスカイダイビング」といって、みんなで手をつないだりして、空中で形を作る競技です。その中でも私は50人、100人や200人といった大人数で、空中で決められた形を創るという競技をしています。
※2009年アメリカで女子世界記録を達成した際の写真
ー橋本さんはいつごろから競技を始められたはぴ?
(橋本)
25歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアに行き、その時にスカイダイビングの免許を取って
始めたので、今27年目です。
27年間も続けてこられた、この競技の魅力について教えてほしいはぴ。
(橋本)
スカイダイビングって、同じ形を目標に、同じメンバーで飛んでも、何回飛んでも、絶対同じ形にならないんです。27年たって、これまで2020回は飛んでいますが、2000回以上飛んでもまだまだ学ぶことがあるし、もっとうまくなりたいと思って競技しています。競技者として何年やっても学ぶことがある競技って、なかなかないじゃないですか?こういったことが魅力で続けています。
※2018年5月にタイでジャンプを行った際の写真
海外にも練習に行かれていると聞いたはぴ、普段どのような練習をしているはぴ?
(橋本)
これまでの27年の間で、コロナ禍以外は、ほぼ海外でしか飛んだことがないんですよ。海外に行って 大人数で飛ぶための技術をつけるキャンプに参加し、練習を重ねてから実際の世界記録や大会に出場するといったことを行っています。海外に行ったら練習でもあり、すぐに本番もある感じです。
2000回以上飛んできて、1番楽しいと思う瞬間っていうのはどういった瞬間はぴ?
(橋本)
飛んでいるときにうまく形が作れたときも楽しいのですが、まだ飛んでいる最中ですから、気を抜いてしまうと仲間に迷惑が掛かってしまいます。ですので、結局うまくジャンプがいって、着地してイエーイとハイタッチなどする時が1番楽しいです(笑)
※2023年10月にアメリカで撮影した写真
橋本さんが参加される予定の10月に開催される世界記録チャレンジについて教えてほしいはぴ。
(橋本)
10月に開催されるのは女子世界記録なんですが、60人程度で、一旦形を1つ作って、一回全員が1度手を離して、また次の形を作り直すという記録に参加します。1つの形を作るよりもさらに安定した技術が必要になるので、すごく楽しみな反面、ちょっと緊張感もあります。
スカイダイビングってどのぐらいの時間飛んでいるはぴ?
(橋本)
どの高さに行くかにもよるんですけど、大体 60秒から90秒ぐらいですね。この短い時間で、形を作る必要があるため、大人数でのフォーメーションスカイダイビングは高度な技術と連携が求められ、とてもプレッシャーがかかるんですよ。
ダイビング中の写真があったら見せてほしいはぴ!
(橋本)
この写真とかどうでしょうか?
とってもきれいな写真はぴ! これは何の写真はぴ?
(橋本)
こちらポストカードなんですけれど、2022年の秋にエジプトのピラミッドの上を飛んだ時の写真なんです。ピラミッドを真下に見る機会って中々ないですよね!実は今クラウドファンディングを8月31日までしていて、金額にもよりますが、その返礼品としてこのようなポストカードをお渡ししています!
クラウドファンディングもされているはぴね! どういった内容はぴ?
(橋本)
世界記録樹立のため、長期間にわたる現地での活動にお金がかかり、その活動資金をクラウドファンディングで集めています。このようなフォーメーションスカイダイビングのポストカードやポスター写真を返礼品で用意しているので、ぜひ、応援お願いします!
世界記録挑戦って、 とっても大変はぴね… 多くの方に応援されることを願っているはぴ!
最後に、今後の目標について教えてほしいはぴ!
(橋本)
直近で来年の8月にシカゴで、私の今までの人数の記録である222人を上回る、250人の記録イベントがあるので、まずはそれが目標です。
きっとそれを達成したらまた違う目標ができると思います。そういった感じで挑戦を続けていけたらいいなと思っています。
ありがとうございましたはぴ!これからも目標に向かって挑戦を頑張ってほしいはぴ♪
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」水泳競技50m・100m平泳ぎで3位の成績を収められた長谷川仁美選手へのインタビューはぴっ♪
昨年9月に開催された「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。かつてオリンピックや全日本大会で活躍した生涯現役アスリートをはじめ、全国各地で競技に取り組むシニア世代(概ね35歳以上)が、各種競技で熱い戦いを繰り広げたはぴ!
その「日本スポーツマスターズ2023福井大会」水泳競技50m・100m平泳ぎで3位の成績を収められた長谷川仁美(現姓:権守)選手に、大会の感想や競技の魅力についてお話を伺ったはぴっ!
-まずは大会の率直な感想をお聞きしたいはぴ!
(長谷川選手)以下、(長谷川)
まず大会への参加に際して、地元福井での日本スポーツマスターズ開催ということで、何か福井の力になれればなと思っていたところに出場のお話をいただいて、出てみようかなっていう思いでした。
この大会には初めて参加したんですけれど、参加選手はみなさん30歳以上ということで、自分より全然エネルギッシュな方が多くて、さらに自分より泳ぎの速い人もいっぱいいて、そこでエネルギーをもらいました。また、久々に会う役員やコーチもいて、嬉しく感じたところです。
-水泳はいつからされていたはぴ?
(長谷川)
保育園のときくらいですかね。ここで(丸岡B&G海洋センター)練習をしていました。
-今回は平泳ぎでの入賞だったはぴ。やっぱり平泳ぎが一番得意はぴ?
(長谷川)
そうですね、4種目の中では平泳ぎが一番得意ですね。
-今はトレーナーとしても活躍されているということで、長崎国体や東京オリンピックにも携わったとお聞きしたはぴ。ご自身の練習はどれくらいの頻度で行っているはぴ?
(長谷川)
所属しているチームがありまして、週1回は最低限練習をしています。プラスで1、2回行けるといいかなという感じですね。大会が近くなると週3回くらい練習をしていますね。
(競技会場:敦賀市総合運動公園プール)
-今、その練習で心掛けていることはあるはぴ?
(長谷川)
気持ちは現役時代から変わらないんですけれど、やっぱり年齢重ねていくうえで、出来ることと出来ないことがあるので、例えば現役時代は8,000m~10,000mとか泳いでいたところを、今は泳げても2,000m~3,000m。そのような中で、どこに重点を置いて練習をするのか、そこを意識していますね。
-身体とも相談しながら練習に取り組まれているはぴね。
レース前にも心掛けていることはあるはぴ?
(長谷川)
食事とアップでそれぞれ気を付けていることはあります。
食事については、レース当日は脂っこいものは食べずに、朝食も少し量を抑えています。
アップについても、自分はやりすぎると疲れてしまうので、ポイントを押さえて、短めで泳ぐようにしています。
-これまで選手としても、トレーナーとしても長く水泳に携わられているはぴが、水泳の魅力はどういったところはぴ?
(長谷川)
言葉で表すのは難しいんですけれど、日々社会に揉まれて、嬉しいことも嫌なことも色々ある中で、水の中に入ると無音になるんですよね。その無音の中で泳ぐっていうのが結構好きで、音をシャットアウトして泳げるというのがリフレッシュになっています。なので、泳ぐことに関しては、そこが長続きしている一番の理由かなと思います。
あと、水泳の魅力としては個人種目であるんですけれど、大人になっても競技人口が減らない、長く続けることができる。所属するチームの中で力を高め合ったり、レースに出ても周りの人が応援してくれたりするので楽しいのかなと思います。
-福井県内での開催ということで、周りからの反応もあったはぴ?
(長谷川)
大会の結果が新聞に少し載ったので、知人や周りの方からは「すごいね!」と言っていただけました。
-来年は長崎県で日本スポーツマスターズが開催されるはぴが、出場されるはぴ?
(長谷川)
普段からレースには出ているので、また機会があれば参加したいと思います!
-今回は長谷川選手が幼少期に練習をされていた丸岡B&G海洋センターでお話をお伺いしたはぴ!
常に笑顔でお話をしてくれた長谷川選手。今後も表彰台でその笑顔が見られることを楽しみにしているはぴっ!!
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」自転車競技ポイントレース種目で3位の成績を収められた西山知宏選手へのインタビューはぴっ♪
9月に開催された「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。かつてオリンピックや全日本大会で活躍した生涯現役アスリートをはじめ、全国各地で競技に取り組むシニア世代(概ね35歳以上)が、各競技で熱い戦いを繰り広げたはぴ。
その「日本スポーツマスターズ2023福井大会」自転車競技ポイントレース1~4部で3位という成績を収められた西山知宏選手に、大会の感想や競技の魅力についてお話を伺ったはぴっ!
-まずは大会の率直な感想を教えてほしいはぴ!
(西山選手)以下、(西山)
実はトラックレースを走るのが12、13年振りで、だいぶん久しぶりだったんですけれど、楽しかったですね。
でも、トラックは足が止まらないじゃないですか。前もっての練習も十分ではなかったですし、足を止めずに走れるのか、不意に止めてしまうのではないかとレース前はドキドキしていました。一人で転んだら恥ずかしいですしね。
-そんな中でも、成績を残されるというのは技術が体に染みついているってことはぴね!
(西山)
走り出したらもう楽しくなって、ついつい昔みたいに動いてしまうんですかね。
レースを盛り上げたくなってしまう性格なので。(笑)
-10数年ぶりのレースで、マスターズにも初出場という中での入賞はすごいはぴっ!
今回はポイントレース種目で3位になられたはぴ。学生時代からポイントレースに出ていたはぴ?
(西山)
いくつか出る種目の中にポイントレースがあり、比較的多く出た競技ではありますね。
中長距離の種目に自分はよく出ていたので。
-インタビュー前に、今はシクロクロスという種目に取り組んでいるとお聞きしたはぴ!
シクロクロスはいつから始められたはぴ?
(シクロクロス…1周2.5~3.5km程度の舗装・未舗装が入り混じるコースを周回する時間制のレース。コース上の障害物(柵、急斜面、砂地、階段など) を、時にはバイクから降りて担ぎながら走る。)
(西山)
シクロクロスは7、8年前に友人に誘われて始めました。
国体に出ていた37歳くらいまではトラック種目に取り組んできて、一旦は選手としての一線を退いた後、数年が経って少しずつ乗り出したという感じですね。
-今は坂井高校でご勤務されているはぴが、部活動で高校生たちに指導もされているはぴ?
(西山)
副顧問ですけれど部活動には携わっています。
指導もする中では生徒から刺激を受けることも多いですね。自分でも忘れていたことを思い出したり、高校生はどんどん強くなるんで、一緒に走っていると自分もまた頑張ろうかな、とやる気が出てきたりします。
-選手を教えつつ、選手にも教えられながら、とても良い関係はぴね!
今、西山選手は49歳。ポイントレースの種目は1部から4部の年齢の方(35歳~55歳)が同じレースで競うため、選手の中には30代後半の選手もいらっしゃるはぴ。若い選手にも競り負けない、その強さの秘訣を教えて欲しいはぴっ!
(西山)
自転車は駆け引きの要素が非常に大きいので、そちらで何とかカバーできればなという感じですかね。ただ走力や持久力だけでなく、経験で補っていくのかなと思います。
-シクロクロスなど新しい種目にも挑戦され、長く自転車競技に取り組まれているはぴが、自転車競技を長く続けられる魅力はどういったところにあるはぴ?
(西山)
やっぱり駆け引き的な要素、そこがやっぱり自転車は面白いですね。速度も速いんですけれど、レースの展開が早くて、そこが楽しいんですかね。(レースの展開を)分かって見ていただけると、見ている方も面白いと思うんですけど、走っている方はまたそこが面白くて。
-今回の日本スポーツマスターズは地元福井での開催だったはぴ。周りの方の応援もあったはぴ?
(西山)
特に生徒たちが、補助員で会場にいましたし、役員の方も福井県の役員の方も多かったので、そういった方々が結構声を出してくれたみたいなんですが、私自身は走るので精一杯で聞こえていませんでした(笑)
-生徒たちからはレース後どのような反応があったはぴ?
(西山)
生徒たちにはレース観戦を楽しんでもらったり、生徒自身のレースでも積極的に走って盛り上げたりしてもらえればと思っているのですが、今回はレースが終わって生徒たちから「レース見ていて面白かった」という声を聞けたので良かったなと思います。
-今後の選手としての目標を教えて欲しいはぴ!
(西山)
楽しく走れればいいかなと。今はシクロクロスを中心にやっていますし、そちらの方で、そのうち全日本大会とかマスターズ大会に出ることができればよいなと思います。
また、久しぶりにトラックレースを走って楽しかったし、4月は韓国の方でロードレースを走らせてもらって面白かったですし、またどこか近県でマスターズがあれば出たいなと思っています。
-まずは自分が楽しむということを前提として、その延長線上に大会があるということはぴね!
通勤では自宅から学校までの10kmの距離を日々自転車で通う西山さん。インタビューの最後には通勤で使われているバイクにも乗せてもらったはぴっ!
また、現在特に力を入れられているシクロクロスは冬が本番!自身のテクニック向上のため、ひたむきに取り組まれる西山選手の活躍に今後も注目はぴっ!!
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」軟式野球競技3位「アンクル野球俱楽部」のみなさんへのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
9月に開催された「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。かつてオリンピックや全日本大会で活躍した生涯現役アスリートをはじめ、全国各地で競技に取り組むシニア世代(概ね35歳以上)が、各種競技で熱い戦いを繰り広げたはぴ。
その「日本スポーツマスターズ2023福井大会」で、軟式野球競技3位の成績を収められた「アンクル野球倶楽部」の方々に、大会の感想や野球の魅力について、お話を聞いてきたはぴっ!
ーチームは、どのようなメンバーで構成されているはぴ?
(中東さん 以下、「中東」)
今は、軟式野球A級のセーレン、江守商事(現興和江守)、丸岡クラブ、福井銀行、福井市役所などで野球に励んできたメンバーが中心となっています。
(松嶋さん 以下、「松嶋」)
チームは今年で創立25年です。
ーメンバーのみなさんの年齢を教えて欲しいはぴ!
(中東)
年齢は40歳以上、メンバー最高齢は松嶋監督、今年で62歳。松嶋監督は選手としても現役で、今回のマスターズでもスタメンとしてプレーをされました。
ー普段はどれくらいの頻度で練習をされているはぴ?
(中東)
オンシーズンは基本的に毎週土曜、日曜日に練習しています。
(松嶋)
短い時間でも練習時間を設定して、土曜、日曜日のどちらかは、最低限練習ができるよう機会を設けています。おおよそ10人弱のメンバーが集まり、練習をしています。
(中東)
選手それぞれ仕事を持っていますし、土曜、日曜日も地域行事などがありますから、普段から選手が個別に心技体を磨きながら、大会に向けてペースを上げるというイメージですね。
ー長く野球を続けられている、その魅力を教えて欲しいはぴ。
(中東)
選手それぞれだと思いますが、私としては仕事と違って、昔からやっている好きなスポーツで、自分のワークライフバランス、心と体力を維持していけることですね。また、試合のドキドキ感はお金を出しても体験できない、何にも代えられないものです。まして、全国大会などで試合のレベルが高くなってくると、そこで自分の今までやってきたことを試せるのは、一層の魅力です。
(中東選手)
(松嶋)
長く野球をやっている理由としては、まずはチームで勝つこと、勝った時の喜びというのは何物にも代えがたい。北信越大会や今回のような全国大会において、痺れる試合で勝利を収めることができれば、喜びも尚更ですね。
プレーヤーとしては、会心のヒットを打ったり、難しい打球を処理したりだとか個々の達成感というのが気持ちいいんですよね。
あと、軟式野球はチームスポーツですけれども、厳しい場面でチームに貢献できた時というのも非常に喜びがありますね。その「個」の喜びと「和」の喜びが一番の魅力、原動力になっていますね。
ー今回は県勢初の3位。どんなお気持ちはぴ?
(松嶋)
今回の目標は、何とか最終日に残ろうということでした。ベスト4に残れば、それ以降は勢いや運もありますから、まずは最終日というのを目標に、選手の起用なども考えていました。選手も見事に期待に応えてくれて嬉しかったですし、選手も良い経験になったと思います。
県大会では3日間連続で試合をするということはほぼないんです。全国大会は日程が厳しいですから、3試合勝ちきって、3日間で4試合を経験できたことは非常に良い経験でした。
ーご家族やご友人の応援もあったはぴ?
(松嶋)
地元開催ということもあって、実際に選手のご家族やご友人にも来ていただいて、みなさんに見ていただいている中でプレーをするのは、やりがいと嬉しさがありました。
ある選手は娘さんが来られて「パパ頑張れ!」と応援をされていたり、選手は40歳を過ぎていますが、それでもなお、ご両親が来られて、自分の息子が高校野球をしていた時の雰囲気で応援をしてくださったり、非常に良いなと感じました。
ー各試合を振り返って、感想をお聞きしたいはぴっ!
(松嶋)
初戦の韓国戦では、越前市の副市長にもお越しいただき、セレモニーが開催されました。試合後には相手選手と握手をしたり、ハグしたり、交流を深めることができました。
思い出に残るものだったと思います。
(左)松嶋監督 韓国戦セレモニーにて
2回戦の鹿児島戦は苦しい試合でしたけれども、何とか食らい付いて、相手チームのミスにも助けられました。後攻だったことも勝利の要因だったかなと思います。
でも一番大きな勝因は、2番手ピッチャーの鰐淵がしっかり抑えてくれたことだったと思います。鰐淵は今回、実質3勝を挙げていまして、監督としてはMⅤPだったと思います。 流石、福井商業のエースとして甲子園でも投げていますし、ノンプロ、そして軟式野球強豪のセーレンのエースをやっていた選手ですから、やっぱり実力を遺憾なく発揮してくれたなと思います。
(鰐淵選手)
準決勝の岡山戦では、ちょっとやらなくていい点数を与えてしまいました。スコア自体は4対2でしたけれども、完敗っていうことはなくて、勝てる可能性も十分あったと感じています。それだけに残念。しかし、メンバーも来年以降、決勝に残れる可能性は十分にあると感じた試合だったと思います。
決勝戦を観戦したのですが、勝ったチームが、優勝が決まった瞬間、甲子園で優勝した時の様にマウンドに集まって、喜びを爆発させていた。一方、負けたチームの選手の一部は涙を流していた。監督も涙を流されていた。優勝したチームは胴上げをしていたのですが、準優勝のチームもめでたいことじゃないかと、選手たちが監督を胴上げしていた。みんな真剣に取り組んでいて、かけてきた思いというのを他のチームにも感じたので、私としてはとても嬉しかったです。
なかなか大人になって、プロ野球という仕事でもないのに、負けて涙するというのは、無いと思うんですよね。それだけ真剣に取り組んでいたのだと感じました。他のチームもそんな思いで試合に臨んでいるということを感じられたのは収穫であり、嬉しいことでした。
ー最後に、そういった収穫も踏まえて、来年度のマスターズの目標をお願いしますはぴ!
(松嶋)
それはまず、福井県大会で勝ち上がらないと!
他のチームも強いですから、おごることなく、初心に帰って、また一からスタートして、福井県大会で勝って、そこからまた考えていくしかないと思います。
県成年大会の試合後にインタビューにご対応いただいたアンクル野球倶楽部のみなさん。後日行われた決勝戦も6-0で勝利し、優勝を飾られたはぴ!
今後もアンクル野球倶楽部の活躍に注目はぴっ!
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」空手道競技、男子組手6部で優勝を果たした畑佳秀選手へのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
9月に開催された「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。かつてオリンピックや全日本大会で活躍した生涯現役アスリート達が、各種競技で熱い戦いを繰り広げたはぴ。
その「日本スポーツマスターズ2023福井大会」で、全国から集まった強豪選手を打ち破り、空手道競技の男子組手6部(65歳~69歳)で見事優勝を果たした畑佳秀選手に、今日は優勝してのお気持ちや空手についてなどいろいろな話を聞いてきたはぴっ!
―まずは「日本スポーツマスターズ2023福井大会」の空手道競技での優勝おめでとうございますはぴっ♪ 優勝した気持ちを聞かせてほしいはぴっ!
〈畑 佳秀選手(以下:畑)〉
やはり嬉しかったですね。実は2001年の宮崎大会で膝を怪我してからは、マスターズへ出場するのを止めていたのですが、「福井大会で入賞者がいないのは寂しい」と福井県空手道連盟からお話があり、出場を決めたので、実績を残さないと格好がつかないなと思っていました。マスターズには出場していませんでしたが、練習はずっと続けていましたし、膝もそろそろ治りかけていたということもあり、とにかく優勝はしたいなと思っていたので、良かったです。
―今回の大会を振り返って、印象に残っていることを教えてほしいはぴっ!
〈畑〉
少子高齢化ということもありますが、年寄りがやっぱり元気だなと感じましたね。40歳からずっと出場してマスターズに命をかけているという人もいますし、お年寄りでも身体がでかい人がたくさんいますよ。昔に比べてレベルも高かったですし、これからマスターズはますます人が増えてくるような気がしています。
―普段からどんな練習をしているのはぴ?
〈畑〉
そうですね、私は試合のための練習というのはあまり考えていないです。試合でポイントを取るための練習はしませんし、そういう練習をさせていると、ある程度まではテクニックでいけても、上にいくとそれ以上は通用しなくなるんですよ。だから基本の練習をとにかく一生懸命やるというのがうちの道場のスタイルですかね。
―子どもたちを教える時に意識してしていることなどはあるはぴ?
〈畑〉
うちの道場は小中学生がいますが、空手はスポーツではなく武道なので、礼節というか、人格であったり人間性を大切にしています。試合はあくまで自分の経過を見るだけの手段であって目的ではないので、試合の勝ち負けで一喜一憂するとかではなく、一生続けてもらって、人格形成していってもらいたいと思っています。
―畑選手が空手を始めたきっかけは何だったぱぴ?
〈畑〉
よくある話ですが、兄が空手をやっているのを見てやりたいと思い、高校に入ったタイミングで道場に通い始めたのがきっかけです。高校ではバレー部に入りながら、練習後に道場に通っていました。アタッカーをやっていてジャンプ力がついたおかげで、私は小さくてもバネがあるからでかい選手にも勝てるんだと思います。
―空手歴50年以上の畑選手。畑選手にとっての空手とは何か教えてほしいはぴっ!
〈畑〉
例えば、かっこいいとか喧嘩に強くなりたいとかいうのが始める理由であったりするかと思うのですが、やっているうちにいい加減な気持ちでは続かなくなるんですよね。空手は千本突きとかの地味な練習、同じことの繰り返しだったりしますが、それを耐えて続けていくことで、空手に取り組んでいた自分っていうものが、生きる方向を調整してくれる。空手は生きる道みたいなものかと思います。
―最後に、今後の目標を聞かせてほしいはぴっ!
〈畑〉
子どもたちへは、思い通りにならないことを乗り越える精神力や忍耐力を空手を通じて学んでもらいたいと思っています。勉強は社会に出てからでもできますから、小さい時にこそそういった心持ちを学んでほしいです。自分自身のこととしては、調子が良ければ来年のマスターズにも出ようと思っていますが、まず一番は怪我をせず健康に、そして人間性を高めていき、社会のため、人のために何かできればと思っています。
練習前の忙しい時間に、インタビューの時間を作ってくれた畑選手。インタビューが終わると早速道場の生徒さんと練習を開始していたはぴ。真剣な眼差しと気合いの入った掛け声で、畑選手に続いて突きを打ち込む生徒さんを見ていると、インタビューで話していた基本が大切ということが肌で伝わってきたはぴっ! これからも畑選手が鍛錬を続けるなかで、試合でも良い結果が出ることを期待しているはぴっ♪
福井初のプロバスケットボールクラブ「福井ブローウィンズ」のキャプテン 満田 丈太郎 選手へのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
ついに 10 月 7 日に開幕した男子プロバスケットボールリーグ「B リーグ」。B1、B2、B3 と、
3 つのリーグが存在していて、それぞれのリーグ内で日本のトッププロたちが優勝を目指
し、熱い試合を繰り広げているのはぴ。
その B3 リーグに今シーズンから新規参入したのが福井初のプロバスケットボールクラブ
「福井ブローウィンズ」。開幕戦から 2 連勝と最高のスタートを切ったチームの練習にお
邪魔して、キャプテンの満田選手に話を聞いたはぴっ!
―チームとして初めてのシーズンに臨む気持ちを聞かせてほしいはぴっ!
〈満田 丈太郎選手(以下:満田)〉
プレシーズンゲームなども経て、自分たちが今までやってきたことをシーズンで出せると
いうのは、待ちに待ったというか、率直に楽しみです。難しい時もあるかもしれませんが、
チームとしては絶対崩れないという心持ちでお互いを支え合っていければと思っていま
す。
―どういうことを意識して練習などに取り組んでいるはぴ?
〈満田〉
全員が今シーズンから集まったメンバーで、今までの積み重ねてきたものもないので、ま
ずはチームルールというのを自分たちの中で根付かせていくことを意識していますね。あ
まり具体的に言うと戦略にもなっちゃうので言えないですが、どんどん前からディフェン
スでプレッシャーをかけていくだったり、最後まで粘り強くやりきるだったり、そういう
ことです。
―チーム発足 1 年目で、いろいろと大変なこともあるはぴ?
<満田>
そうですね、細かいところを言うとキリがないですけれど、1 年目なので今まで B リーグ
に携わってきている人とそうじゃない人たちとのすり合わせが必要かなと感じる部分は
やっぱりあります。でも、ある意味新鮮な意見も聞けますし、お互いに成長し合える環境
だと思っています。
―ますます成長していくチームを率いるキャプテンとして、その想いを聞かせてほしいはぴっ!
<満田>
初年度のキャプテンなので、どういう風にしてチームを作っていくのかなど難しいところ
はありますけれど、僕は北陸高校の出身でもあるので、福井の良いところを他県の人に知
ってもらうことや、福井の皆さんにバスケットボールを知ってもらうということが使命だ
と思っています。そういう意味で「キャプテン激しくやってるぞ」という姿をしっかり見
せていきたいですね。
―バスケットボール観戦の魅力を教えてほしいはぴっ!
<満田>
だいたい 2 時間くらいのコンパクトな時間と、屋内なので天候関係なく見やすいというの
があります。あとは演出が良いので、会場に入ってきたら飽きる時間がないと思いますよ。
会場の演出だったり、ハーフタイムのダンサーズのパフォーマンスだったり、そして僕た
ちの試合だったり。そういう意味で見逃せない瞬間っていうのがたくさんあって、会場は
エキサイトして見ることのできる環境だと思います。距離感もすごい近いですし、屋内ス
ポーツなので盛り上がってきて熱気だったり、声援がすごいので肌で感じるものだったり、
そういったものを体感してもらえると、どんどんハマってもらえると確信してます。
―最後に今シーズンの目標を聞かせてほしいはぴっ!
<満田>
B3 優勝です!自分たちだけじゃなく支えてくださっている人もたくさんいて、B1 と同じ
ようなクオリティで仕上げていただいているので、選手も自信をもってやっています。皆
さんにはぜひ会場まで実際に見に来てもらいたいですね。
チーム練習の合間に、いろいろと答えてくれたキャプテンの満田選手。間近で大きな選手
たちがコート内を駆け回る様子は練習なのに迫力満点だったはぴ。ディフェンスのキーマ
ンでもある満田選手の勇姿や、福井ブローウィンズの活躍をぜひ会場で感じてほしいはぴ
っ!
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」バドミントン競技の福井県代表 高岡 桂さんへのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
いよいよ9月に迫った「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。シニア世代対象のスポーツの祭典として、かつてオリンピックや全日本の大会などで活躍したトップアスリート達と、各地域で練習を続けてきた選手達が、福井県を会場に熱戦を繰り広げる大会なのはぴ。
今日は「日本スポーツマスターズ2023福井大会」バドミントン競技の福井県代表に選ばれた高岡さんに、大会への意気込みをはじめ、バドミントンの魅力や競技を続けられる秘訣を聞いたはぴっ!
―まず「日本スポーツマスターズ2023福井大会」の福井県代表に選ばれた気持ちから教えてほしいはぴっ!
〈高岡 桂選手(以下:高岡)〉
マスターズには54歳の頃から出場していて、今回は運営側に入る予定でしたが選手としての依頼を受け、参加を決めました。参加の動機は、どれくらいプレーができるのか。そして、マスターズで知り合った全国各地で頑張っている友人達に会える楽しみもそのひとつです。
―バドミントンは幼いころから取り組まれていたはぴ?
〈高岡〉
子供の頃は、野球をやりたかったんです。でも、中学では野球部がなくてバレー部へ。高校で念願の野球部に入ったけれど、長身で細身(180cm・56kg)の体型では大学では向かないだろうと思い、バドミントンならやれるかなと考え決めました。
-様々な競技を経験されていたはぴね。大学から競技を始めることに難しさはなかったはぴか?
〈高岡〉
大学のバドミントン部は経験者ばかりで、初心者は私だけ。でも、それが良かった。というか、理想的なフォームを間近で学ぶことができ、基礎をしっかり叩き込まれるうちにバドミントンの魅力にはまっていったのだと思います。ただ、こんなにハードなスポーツだとは思いませんでした。おかげさまで、この年齢になっても元気でいられてます。
-ズバリ、バドミントンの魅力はなんだと思うはぴ?
色んなテクニックを駆使し、相手を翻弄したり、強烈なスマッシュで打ち抜くこと。そして長いラリーもひとつの魅力で、メンタル面も含め奥深さを感じます。
-現在71歳! 50年以上続けられる秘訣はあるはぴか?
〈高岡〉
やはりケガをしないこと! 40代の頃、同年代の友人が腰痛で苦しんでいるのを見て、ケガ予防にと筋トレを始めました。今も週2回の筋トレをして体を鍛えています。ただ、鍛えるといっても辛いことはしません。体に刺激を与える程度の運動を心がけています。
-自分の練習以外に、地元の中学生にも教えたりしているはぴね?
〈高岡〉
地元の中学生に教えたり、地域の方々の練習の相手をしています。中学生は初心者が多く、上達していくのを見ているのが楽しいです。ラリーが続くと面白くなるし、体も動くようになり健康にも良い。そうやって、バドミントンを長く楽しんでほしいと思っています。
―「日本スポーツマスターズ2023福井大会」への意気込みを教えてほしいはぴっ!
〈高岡〉
過去大会では、勝てるはずの相手にあと一歩のところで負けていました。「勝てるはず!」という驕りがあったのです。今回は驕らず、さらに気持ちを引き締めて臨みます。また、私は守備型(レシーブ)で、トリッキーなプレーも得意なので、それを活かしてベスト4に勝ち上がりたいです。
―最後に、今後の目標を聞かせてはぴっ!
〈高岡〉
現在、週4回の練習を続けていて、今はこのペースが心と体に良い感じです。ケガに気を付けながら、仲間と一緒に楽しく続けていきたいですね。
地元での練習の合間に、取材に応じてくれた高岡さん。撮影では、コートの後ろまで高く深く打つクリアーや身長180cmからの速くて鋭角なスマッシュ、ネット際に小さく打つヘアピンなどを披露してくれたはぴ。大会はダブルスの団体戦で、高岡さんは 60 歳以上のカテゴリーで出場。本番でも俊敏でキレのあるプレーが見られるはぴね。高岡さんの活躍をみんなで応援するはぴよー!!
陸上競技で活躍をされる岩崎浩太郎選手へのインタビューはぴっ♪【前編】
はぴっ♪
今回は、陸上競技で活躍をされる岩崎浩太郎選手にインタビューはぴ!
岩崎選手は、神奈川県出身、現在は株式会社ユティックの陸上競技部に所属されており、全国各地で開催される競技会で活躍をされているはぴ。
今年の7 月28日(金)、29日(土)に9.98スタジアムで開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) in FUKUI 2023」の100mの種目に出場されるとのことで、今回お話をお聞きしたはぴ!
今回のインタビューは2部構成となっており、前編では陸上競技の魅力や競技に対する思い、後編ではアスリートナイトゲームズへの思いなどについてお話を伺いました。
後編はこちら
アスリートナイトゲームズについてはこちら
ー競技ははいつ頃から始められたはぴ?
<岩崎選手(以下、岩崎)>
結構早くて、小学校3年生から陸上のクラブには入っていました。
ー競技を始めようと思ったきっかけはあったはぴ?
<岩崎>
やっぱり、クラスで走るのが一番早かったからですかね。クラブでは週に1回くらい練習をしていて、中学生からは部活に入って、徐々に本格的に取り組み始めました。
ー小学生から競技を始められて、今までずっと陸上続けられてきた魅力を教えてほしいはぴ!
<岩崎>
そうですね、1度も種目は変えていなくて、ずっと100mをやってきたので、そう考えると自分でも競技生活が長くてびっくりしますね。
魅力としては、最初はただ走ることが楽しかったのですが、賞やタイムを追い求めていくうちに、自分の100%を求められる種目という点を魅力に感じるようになってきました。例えば、引退したサッカー選手だったら、引退してもリフティングが上手いとか、技術が残っていると思うんです。でも陸上は引退してしまうと、「本当に走るの早かったの?」というように力や技術が落ちてしまう。継続してトレーニングができる身体があって、若い時ならではの100%のパフォーマンスが観ることができるというのが、魅力であり、難しいところでもあると思っています!
ー競技人生というは、他の競技と比べて短いはぴ?
<岩崎>
人によるとは思いますが、基本的には短いと思います。
毎回全力で走るので、身体への負荷も大きく、身体にもエラーが出やすい種目なのかなと思います。
ーそれでも100%の力を出し切るというのは魅力はぴね!
<岩崎>
選手の8割・9割の力の競技を見ても面白くないと思うんです。みんなが全力で走って、そこで順位やタイムが決まるのが面白いのだと思います!
ー大学卒業まで神奈川県で生活をされていたはぴが、卒業後、福井県に本拠地を移したきっかけや生活面での変化はあったはぴか?
<岩崎>
きっかけとしては、僕が入部した年まではユティックにも監督がいて、その監督と大学の監督の間につながりがあったことですかね。
生活面だと雪がきついですね。神奈川県だとほとんど雪は降らないので。
ー冬場は屋外での練習が出来ないと、ずっとこちらのトレーニングセンターを中心に練習をされるているはぴか?
<岩崎>
トレーニングセンターと、福井運動公園の屋内練習場でも練習をしています。福井運動公園の屋内練習場はとても良い施設なんですよ。北陸には雨天走路が多いですが、あの施設は特別距離が長い!100m選手であれば十分な距離ですし、貴重な施設なので、もっと推していくべきです!
ー県外の方にも冬場の練習場としてPRしてきたいはぴね!
体調面やレース前に気を使われていることはあるはぴ?
<岩崎>
そうですね、シンプルに睡眠時間を確保することや3食しっかり食べて、ジャンクフードは食べ過ぎないとか。時々食べるんですけど。(笑)
ー当たり前な生活をしっかりとすることが大切はぴね。
<岩崎>
レース前だと、身体を起こすためにレース開始の4~5時間前には起きておかないといけない。そこは気を付けている部分です。
ーありがとうございましたはぴ♪
では、最後に選手としての長期的な目標を教えてほしいはぴつ!
<岩崎>
長期的な目標は日本選手権の決勝に残ること、タイム的には10秒1台で走るということです。
追い風参考記録では10秒1台で走ったことがあるのですが、その感覚がある、走ることができる可能性があるということが、競技を続けようという思いにもつながっているので、この2つの目標は達成したいと思います!
ーありがとうございましたはぴっ!
これからも目標に向かって、練習を頑張ってほしいはぴっ♪
アスリートナイトゲームズでは2023年6月30日(金)まで、クラウドファンディングを募っております。
大会の開催に向けて、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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陸上競技で活躍をされる岩崎浩太郎選手へのインタビューはぴっ♪【後編】
はぴっ♪
今回は、陸上競技で活躍をされる岩崎浩太郎選手にインタビューはぴ!
岩崎選手は、神奈川県出身、現在は株式会社ユティックの陸上競技部に所属されており、全国各地で開催される競技会で活躍をされているはぴ。
今年の7 月28日(金)、29日(土)に9.98スタジアムで開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) in FUKUI 2023」の100mの種目に出場されるとのことで、今回お話をお聞きしたはぴ!
今回のインタビューは2部構成となっており、前編では陸上競技の魅力や競技に対する思い、後編ではアスリートナイトゲームズへの思いなどについてお話を伺いました。
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ー今回のアスリートナイトゲームズでは100mの種目に出場ということで、ホームである9.98スタジアムでのレースはぴ。ホームでのレースのアドバンテージはあるはぴか?
<岩崎選手(以下、岩崎)>
そうですね、まずは家から近いということ。大会へは車で5時間の移動などもあるので、そういうストレスが無い状態でレースに挑めるということはかなり大きいと思います。
あとは普段使っているベッドで睡眠を取ることができるなど、普段通りレースに向かえることも利点ではあるかなと思います。
ー本拠地福井県でのアスリートナイトゲームズへ参加するということで、特別な思いはあるはぴ?
<岩崎>
僕が福井に来た年から始まった大会で、初出場の際は「近くで大会に出場できるのはラッキー」というくらいにしか思っていなかったのですが、毎年大会に出場するにつれて、結果を残したいという思いも強くなってきました。
その一方で、大会のレベルも上がってきていて、厳しい戦いにはなっています。
ー他の大会とアスリートナイトゲームズで異なる部分はあるはぴか?
<岩崎>
観客がかなり入ってくれていることと、演出が他の大会とは異なる部分かなと思います。日本選手権決勝並みの演出があって、選手もテンションが上がると思います。決勝が夜というのも普段ない要素なので、特別感は感じています。
あと一番はクラウドファンディング。そこがこれまでの大会とは違い、画期的だなと思いますし、福井は陸上が盛んだなと感じています。
ークラウドファンディングなど多くの方々に支えられて大会が開催されているはぴね。
<岩崎>
このトレーニングセンターでは、平日の夕方には子どもたちの陸上教室を開催しているのですが、保護者の方がクラウドファンディングに参加してくださったり、子どもたちが試合を見に来てくれたり、もう自分だけの大会じゃないなと感じています。
そういう大会が福井で開催されることはありがたいことです。
ー子どもたちにとっても、岩崎選手の走りを見ることのできる良い機会はぴね!
今年からアスリートナイトゲームズがグランプリシリーズに指定されたはぴが、選手の捉え方は変わるはぴ?
<岩崎>
正直、そこまで変わってはいないのですが、アスリートナイトゲームズという取り組みが、日本陸上競技連盟にも認められたということで、嬉しい気持ちです。
大会のレベルとしては、これまでの大会で上がり切っているので、これ以上は上がることもないかなと思っています。
ーありがとうございますはぴっ♪
では最後に、アスリートナイトゲームズの目標をお聞きしいたいはぴっ!
<岩崎>
これまでのアスリートナイトゲームズで出した記録が自己ベストの記録なので、まずはそれを更新したいと思います。また一番順位が良かったのが4位だったので、3位以内に入れるように頑張りたいと思います!
-ありがとうございましたはぴ!
アスリートナイトゲームズでの岩崎選手の走りを楽しみにしているはぴっ♪
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陸上競技で活躍をされる野村有香選手へのインタビューはぴっ♪【前編】
はぴっ♪
今回は、陸上競技で活躍をされる野村有香選手にインタビューはぴっ!
野村選手は、越前市出身、高校3年時に100mハードルでインターハイ準優勝、400mハードルで国体準優勝をされたはぴ。
また、出産を経た現在も現役の陸上選手として活躍されており、今年 7 月28日(金)、29日(土)に9.98スタジアムで開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) in FUKUI 2023」では100mハードルの種目に出場されるはぴ。
そして野村選手には、今年9月に開催される日本スポーツマスターズ2023福井大会の大会アンバサダーに就任していただいており、県内外で大会の PR などを実施していただいているはぴっ!
今回のインタビューは2部構成となっており、前編では陸上競技の魅力や競技に対する思い、後編ではアスリートナイトゲームズへの思いなどについてお話を伺いました。
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ー今年6月1日~4日に開催された日本陸上競技選手権大会には100mハードルの種目に出場され、昨年よりも良い結果を残されたはぴっ。今の心境はいかがはぴ?
〈野村有香選手(以下:野村)〉
昨年の日本選手権は、2019 年の大会以来の出場で自分自身緊張していたのと、全国大会に出るのが本当に久しぶりだったので、走り方を思い出すのに時間がかかってしまって、スタートで躓いてしまい、悔しい思いでした。
今年は、去年の反省も生かせて、自分の強みであるスタートからしっかり戦うことができて、割と悔しいっていう気持ちもあるんですけど、どっちかと言うと、やり切ったというか、すっきりした感じがあります。自分の中ではすごく良い走りができたかなと思っています!
ーレースが上手くいくとやはり楽しいはぴね。
〈野村〉
やっぱりハードルも、普通の100mもそうなんですけど、うまく走るっていうのがすごく難しくて、どんな選手でもそうですけど、完璧なレースってあんまりないと思うんですよね。そんな中でも自分の良さを出せたり、自分がやりたかったことができたりした時には、すごくすっきりするというか、楽しいですね。
ー(右:野村選手、左:大久保有梨選手(株式会社ユティック陸上競技部所属))
ー現在も継続して、競技に向き合われておられるはぴが、競技の魅力はどういった部分にあるはぴ?
〈野村〉
もともと走るのは好きなので、普通に走るのが楽しいんです。
ハードルって、走りながら跳ぶ競技なので、特殊といえば特殊で、奥が深い競技なんです。自分で考えながら、走ることができる。
また大学を卒業した2年後くらいから、もう10何年、自分でメニューを立てているのですが、今は「こういうふうに走りたい」っていうイメージを練習で再現できた時がすごく楽しいです。
ー主にハードル競技をメインとされてきた野村選手はぴが、昨年は 100mと 200m、100mハードル、そして立ち五段跳びで全日本マスターズ記録を樹立されたはぴっ!ハードル以外の競技はいつから開始されたはぴ?
〈野村〉
400mハードルはずっと継続的にやっていたんですけど、他の競技を始めたのは産後からです。
他競技を始めた理由の一つとして、100mも200mも、ハードル競技に繋がる部分が多いから、すべてはハードルのために取り組み始めました。記録更新というよりも、ハードルが強くなりたいから。
ー立ち五段跳び競技も同じように跳躍力などを鍛えるために始められたはぴ?
〈野村〉
立ち五段跳びは、ただ跳ぶのが好きだったからですね!
ー妊娠、出産の経験も経て、このように別競技も取り入れてみようという心境の変化があったのかと思うはぴが、身体面での変化もあったはぴ?
〈野村〉
産後、出産前の体に戻すのが結構大変で、やっぱりまずは走るというよりも、出産前の体に戻すことから始めたので、今はそこがうまく噛み合って良かったなと思っています。
そして、産後こうやって競技に挑戦しようと思ったきっかけは心に余裕ができたからかもしれないです。
例えば、実業団で競技をしていた時はやっぱり結果が大切で、自分に余裕がなかったというか、ハードルのことしか考えてなかったんです。
でも産後復帰してからは、競技を純粋に楽しもうって思うことができるようになって、それがいい方向に繋がったのかなと思います。
ー出産前の身体の状態に戻していくことやレースの際に心がけていることはあるはぴか?
〈野村〉
産後、大きな怪我をせずに練習に取り組めているのですが、そこは気を付けているところでもあって、毎晩、娘が寝た後にアロマオイルマッサージとストレッチを欠かさずするようにしています!結構時間もかかるし、続けることも大変なんですけど、楽しいです!
またレースの時は、純粋に競技を楽しもうって思っています!
日本選手権でも、もちろん良い結果や記録にはこだわってはいたんですけれど、私ももう36歳で、全国大会で走るチャンスって本当に数少ないので、その場の雰囲気とか、自分がどこまで走れるかっていうことを純粋に楽しみたいと思って、スタートラインには立つようにしています。
ーありがとうございましたはぴっ!
前編では野村選手の考える競技の魅力や、競技に対する思いについてお聞きしたはぴっ!
後編では7月28日、29日に開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) inFUKUI 2023」への意気込みなどについてお聞きしたはぴっ!
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陸上競技で活躍をされる野村有香選手へのインタビューはぴっ♪【後編】
はぴっ♪
今回は、陸上競技で活躍をされる野村有香選手にインタビューはぴっ!
野村選手は、越前市出身、高校3年時に100mハードルでインターハイ準優勝、400mハードルで国体準優勝をされたはぴ。
また、出産を経た現在も現役の陸上選手として活躍されており、今年 7 月28日(金)、29日(土)に9.98スタジアムで開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) in FUKUI 2023」では100mハードルの種目に出場されるはぴ。
そして野村選手には、今年9月に開催される日本スポーツマスターズ2023福井大会の大会アンバサダーに就任していただいており、県内外で大会の PR などを実施していただいているはぴっ!
今回のインタビューは2部構成となっており、前編では陸上競技の魅力や競技に対する思い、後編ではアスリートナイトゲームズへの思いなどについてお話を伺いました。
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ー今回のアスリートナイトゲームズには100mハードルの種目に出場されるはぴが、野村さんの走りを県内の多くの方に見ていただける貴重な機会ではないかはぴ?
〈野村有香選手(以下:野村)〉
そうですね、家族だけでなく地元の友人も来てくれる予定で、やっぱり特別な大会ではありますね!
そして、アスリートナイトゲームズに対する思いは私自身結構あるんです。
今回で第5回となるアスリートナイトゲームズですが、第1回大会にも本当は出場する予定だったんです。当時私は妊娠をしていて出場は出来なかったんですけれど。
それに怪我もしていて、正直、所属している会社の人の前で、恥ずかしい走りをするのがすごく辛かったんですよ。怪我で練習もままならないし、試合に出ても結果がもう目に見えていたので。家族や会社のみなさんが応援に来てくれる場で恥ずかしい走りをするのがすごく嫌だったので、やっぱり逃げてしまった部分があったんです。
でも産後復帰したときに、アスリートナイトゲームズに出場しなかったことが自分の中で中途半端なままになっていて、今まで20何年続けてきた陸上生活から逃げてしまったというような、自分に負い目を感じていた部分もあって、復帰したときにチャンスがあれば出場したいなっていう気持ちがありました。
それと、やっぱり福井県で元気に私が走ってる姿を見てもらえるのってあと数回と思っていたので、去年はもう大久保有梨(株式会社ユティック陸上競技部所属)ちゃんと決勝に残るっていうのを第一の目標としていて、自分なりにかける思いはすごく強かったんです。なので、予選から本気でぶつかっていったと思います。
ー今年からアスリートナイトゲームズがグランプリシリーズに指定されたはぴが、野村選手や他の選手からすると大会の捉え方は変わってくるはぴ?
〈野村〉
正直、これまでグランプリシリーズじゃなかったんだ!と思ったくらいです。大会がそれぐらいの盛り上がりだったので!なので私の中ではあまり変化はないんですけれど、地元福井でグランプリシリーズが開催されることはとても誇りに思えることなので、大切にしたいなという気持ちがあります。
そして、地元の選手が頑張ることによって、子どもたちがその活躍を見て、私もああなりたいっていう気持ちで、将来強くなって欲しいなっていう思いもあるので、やっぱりそこは大久保さんと私がハードル競技を引っ張っていけるように、2人で頑張ろうねっていつも言っています。
ー今日も大久保選手と一緒に練習をされていたはぴが、いつも一緒に練習をされているはぴか?
〈野村〉
ほぼ一緒に練習をしています!
バチバチっていうライバルっていうよりも、すごく仲が良いので、そこは私もやりやすいです。大久保有梨ちゃんに勝ちたいっていうよりも、強くなって欲しいなっていう気持ちが大きいので、何か私にできることがあればと思っています。私が一緒に並走したり、技術を教えてあげたりすることで、有梨ちゃんや次世代の子どもたちにいい影響があればいいなって思っています。
(右:野村選手、左:大久保有梨選手(株式会社ユティック陸上競技部所属))
ー大久保選手と切磋琢磨しながら、これからも競技に取り組んでいただきたいと思うぴっ!
では最後に、アスリートナイトゲームズへの意気込みを改めてお願いしますはぴっ!
〈野村〉
昨年は5位という形で終わったんですけれど、今年も強い選手、日本トップクラスの選手が集まると思うので、まずは決勝進出が第1の目標になってくるのかなと思います。県民のみなさまの応援をパワーに変えて、有梨ちゃんと2人で決勝の舞台で走れるように精一杯頑張っていきたいと思います!
ありがとうございましたはぴっ!
野村選手、そして大久保選手の活躍を楽しみに、応援しているはぴっ!
みなさんぜひ会場での応援よろしくお願いしますはぴっ♪
またアスリートナイトゲームズでは現在、クラウドファンディングを募っております。
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「日本スポーツマスターズ2023福井大会」ゴルフ競技の福井県代表 冨田由香里さんへのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
今年9月に福井県で開催される「日本スポーツマスターズ2023福井大会」。シニア世代を対象としたスポーツの祭典として、かつてオリンピックや全日本の選手として活躍したトップアスリートと、各地域で日々練習を重ねてきた選手が同じ舞台で戦える大会なのはぴ。
今日は「日本スポーツマスターズ2023福井大会」ゴルフ競技の福井県代表に選ばれた冨田さんに、大会への意気込みや競技ゴルフの魅力などについて聞いたはぴっ!
―まず「日本スポーツマスターズ2023福井大会」の福井県代表に選ばれた気持ちから教えてほしいはぴっ!
〈冨田由香里選手(以下:冨田)〉
今年からシニアの選手として出場できる年齢になり、大会に出る権利を得たので代表を目指したいという思いはありましたが、予選前半の成績がひどかったので我慢のゴルフでした。後半の最後で大きなご褒美をもらって優勝でき、代表にも選ばれて本当にうれしく思っています。
―冨田さんがゴルフを始めたきっかけは何だったはぴ?
〈冨田〉
20代の頃ゴルフ場で働いていて、同僚たちと「私たちもやりたいね」と気軽に始めたのがきっかけ。その後10年くらいはゴルフを楽しむだけだったんですが、その中ですごく上手な女性ゴルファーと出会い、「あんな風に上手くなりたい!」と憧れたのが競技ゴルフに進むきっかけになりました。
―競技ゴルフ歴15年の冨田さん。競技ゴルフの魅力を教えてほしいはぴっ!
〈冨田〉
もちろん満足いく結果が出た時の喜びは大きな魅力ですが、「こんなボールを打ちたい」と思って練習してきた成果が本番で出た時のうれしさは格別! 師匠からは「ラウンドしたら必ず課題が見つかるから、それを持ち帰って練習に生かしなさい」と言われているんですが、練習しても練習してもゴールがない(笑)。その奥深さもゴルフの魅力だと思います。
―さすがアスリート!ストイックに練習する積み重ねが実力につながったはぴね。
〈冨田〉
実は私、中学~短大まで8年間陸上競技をしていて、その頃から培った柔軟性やアスリート魂が競技ゴルフにも生かされているような気がします。ただ、ゴルフは技術だけでなく、メンタルも重要なスポーツ。私は“ガラスのハート”なので、メンタル面をもっと鍛えていきたいですね。
―ゴルフは精神面も結果を左右するスポーツはぴね。調子を落とさないよう、日頃から心がけていることはあるはぴか?
〈冨田〉
スポーツメンタルコーチをしている友人からコーチングを受けたりしながら、思考のクセや考え方をいい方に変えていけるよう意識しています。また、ゴルフは18ホール回るのに5~6時間かかり体力的にもすごく疲れるので、食事の内容や睡眠時間の確保なども意識して、疲れをためないよう心がけています。
―「日本スポーツマスターズ2023福井大会」への意気込みを教えてほしいはぴっ!
〈冨田〉
今練習していることが結果につながるよう、最年少プレーヤーとして謙虚さを大事にしながらベストを尽くすのみ!! 福井県での開催ということで、普段からよく知っているゴルフ場でプレーできるという強みもあるので、これまで培ってきたことを出し切れるよう頑張ります。ぜひ応援よろしくお願いします!
―最後に、今後の目標を聞かせてはぴっ!
〈冨田〉
体力が続く限り、競技ゴルフに挑戦し続けたいと思っています。また、自分が競技ゴルフを始めるきっかけになったように、「あんな風になりたいな」と少しでも思ってもらえるゴルファーを目指したいですね。ゴルフは一人では楽しめないスポーツなので、仲間を大切に長く続けていきたいと思っています。
「日本スポーツマスターズ2023福井大会」の開催までにもいくつかの大会を控えているという冨田さん。毎日の練習と月5~6回はコースに出てプレーしながら、理想のゴルフを追求していると教えてくれたはぴっ!
冨田さんの活躍をみんなで応援するはぴよー!!
福井永平寺ブルーサンダー 佐々木ジェネラルマネージャーへのインタビューはぴっ♪
はぴっ♪
33年の歴史を持つ「北陸電力ブルーサンダー」が解散し、新たなチームとして永平寺町を拠点として「福井永平寺ブルーサンダー」が今年4月に誕生するはぴっ♪
今日は、株式会社永平寺町ハンドボールまちづくり推進機構「福井永平寺ブルーサンダー」のジェネラルマネージャー(GM)佐々木さんにお話を聞いたはぴっ♪
佐々木さんは長年「北陸電力ブルーサンダー」のGMを務め、今回「福井永平寺ブルーサンダー」のGMに就任されたはぴっ♪
-まずは3月4日に開催された「北陸電力ブルーサンダー」のチームとして最後の試合、どのような気持ちでご覧になったか教えてほしいはぴっ!
〈佐々木静夫ジェネラルマネージャー(以下:佐々木)〉
田中前監督と一緒に日本リーグの2部リーグ入りを目指していた当時、いろいろ悩みながらチーム運営していたことを思い出しました。当時の2部のチームをお伺いして、どのようなコンセプトで運営をしているのかなどをお聞きして、学ばせてもらっていました。そのようなところから、2部に入ったときには、本当に田中前監督らと一緒に非常に嬉しく思って、先日の試合を見ながらそれらの記憶が蘇ってきましたね。
-創設期からチームを支えてこられたはぴね。
佐々木さんもハンドボールの経験があったはぴ?
〈佐々木〉
中学生、高校生とハンドボール競技はやっていまして、1回目の福井国体のときに、高校2年生で出場をして、3位の成績を収めることができたんです。その後も31、32歳くらいまではプレーヤーとしてもハンドボールをしていました!
-選手としても、選手を支えるスタッフとしてもハンドボールに接してきたはぴね♪
これから「福井永平寺ブルーサンダー」のGMとしてチームを率いられるにあたって、これまでのチームとはどのように変わっていくはぴ?
〈佐々木〉
先日も北陸電力ブルーサンダーの最終戦はホームゲームの最多観客数を記録し、会場も大変盛り上がりましたが、今度の新チームでは、毎試合あれぐらいの盛り上がりを、どこの会場でも見せることができるよう、仕掛けをしていきたいと思っています!どういうふうに盛り上げるかは、いろいろ頭を悩ませているところですね。
また、これからは県内のいろんな企業さんからのバックアップ、また現在検討中のファンクラブを作るなど、皆さんに支えられたチームということで、経営資源から根本的に違ってくると思いますね。
ただ、地域貢献という面では、福井永平寺ブルーサンダーになっても同じだと思うんです。やり方若干変わってくるのかなと、もう少し幅広く、企業のチームですとどうしても縛られるところもありますけれども、これからは我々、そこも含めて収入にもなるし、ファンの拡大にもなるしということで、今までの既存のファンサービス、地域貢献にこだわらず、広げていけたらいいかなというように思っています。
-選手も新しく加入するはぴ?
〈佐々木〉
4月25日に「福井永平寺ブルーサンダー」の発足式を行うのですが、その時に新メンバーも揃って発表ができると良いなと思っています!
また選手の補強は年度途中でも行っていきたいと考えています。北陸電力ブルーサンダーの選手の大多数は新チームに移籍しますが、これを機会に何人かの選手はチームを去るということもありますので、その点では新チームの新陳代謝は激しくなるかもしれないですね。
-選手との別れは寂しいけれど、新しい出会いも楽しみはぴね♪
最後にファンの方々、県民の方々に一言、お願いはぴっ!
まず、チームを強くすることと、ファンの拡大は両輪だと思っています。チームが強くなれば応援していただけるファンが増える、ファンの方が多くなれば、チームも自然と強くなる。それらの両輪を上手く回して、地域、永平寺町、福井県での認知度がもっともっと上がっていけばなと思っています!
それと、ハンドボールを通じた子どもたちの育成もできればいいと思います。
そして、将来的にはハンドボールだけじゃなくて、バスケットもホッケーも、フットサルも、サッカーも全部がスクラムを組んで、スポーツファンの拡大ができればいいと思ってるんですね。例えばハンドボールが好きな人はきっと、他のスポーツを見ても面白いと思うんですよ。他のスポーツが好きな人も、ハンドボールを好きになってもらえると思います。必ずスポーツ好きな人は、一つの競技に留まらないんじゃないかなと思っているんです。だから、その辺りを上手く他競技と手を組んで、スポーツファンそのものがもっと広まっていけるんじゃないかと思っています!
そうすれば、福井県そのものの認知度がもっともっと上がっていけるんじゃないかなと思っています。
-これからもっともっとハンドボールの人気が高まって欲しいはぴねっ♪
ぼくもチームキャラクターの「セイリュウ」たちと一緒に応援しているはぴっ!
北陸電力ブルーサンダー 田中秀昭監督へのインタビューはぴっ♪【パート1】
はぴっ♪
永平寺町を拠点に活動するボクたちのハンドボールチーム「北陸電力ブルーサンダー」。主力メンバーが入れ替わり、新体制でスタートしたチームの活躍について田中監督にお話を聞いたはぴっ♪
―まずは今シーズンのチームの雰囲気を教えてほしいはぴっ!
〈田中秀昭監督(以下:田中)〉
昨シーズンまでチームの中心となってゲームをリードしていた2選手が退団し、正直なところ今シーズンは戦力に不安がありました。しかし、いざシーズンが始まってみると抜けた彼らと同じポジションの選手たちが奮起し、チームにも「一部の選手に頼らず、全員で決めないといけない」というムードが自然と生まれてきましたね。結果、昨シーズンよりもチーム力は上がったと実感しています!
―選手一人ひとりの意識が変わったはぴね! チームとしての戦い方も変わったはぴか?
〈田中〉
昨シーズンまでは主力選手がフル出場し、最後の5分10分でスタミナ切れして逆転されてしまうという試合も多かったのですが、今年は選手をこまめに入れ替えながら全員が100%の体力で戦い続けられるよう、戦術を変えています。
―ハンドボールは選手交代が自由にできるから、そういう戦い方もできるはぴね♪
〈田中〉
選手にとっては出場のチャンスが増え、短い時間で結果を出さないといけない環境になったので、一人ひとりのスキルアップにもつながっていますよ。
―ちなみに、田中監督自身のハンドボール歴はどのくらいはぴ?
〈田中〉
私は高校一年生からプレイヤーとして始めたので、ハンドボールに携わってもう45年以上になりますね。監督としては1990年の創部から8年間、その後ジュニアチームで22年間務め、またカムバックしてきました。
―もうすぐ半世紀!すごいはぴっ!! そんな監督にとって、ハンドボールの魅力はどんなところはぴか?
〈田中〉
ハンドボールは投げる・跳ぶ・走るというスポーツの3要素がすべて揃った競技だというところですね。それだけに、身体能力が高い人なら高校から始めてもレギュラーを取れるところもプレイヤーとしての面白さだと思います。
―監督のお話を聞いていると、ますますブルーサンダーの試合を見に行きたくなってきたはぴっ♪ 試合を見る際の注目ポイントがあれば教えてほしいはぴ!
〈田中〉
試合観戦の際はどうしてもボールを追いかけてしまいがちになるんですが、ボールを持っていない選手の動きにもぜひ注目してほしいですね! 魅力的なスカイプレイやスピード感など、会場に行かないと分からない迫力も楽しんでもらえればと思います。
―来年3月上旬までは日本ハンドボールリーグのシーズン中はぴが、チームとしての目標を教えてほしいはぴっ!
〈田中〉
“20試合中10勝”が今シーズンの目標ですが、前期が終わって3勝しかできていないのが現状。ただ、大差で負けていた前シーズンとは違い、数点差の惜しい負け方が増えていますので、チーム力は確実に上がっていると思います! 後期はぜひとも7勝以上を挙げて目標を達成したいですね。
―今後チームとして強化していきたいことは何はぴか?
〈田中〉
個々のスキルアップはもちろんですが、チームとしてはディフェンス面を強化していきたいですね。どんなに点数を入れても、失点が多いと勝てませんから。あとはやはり、選手の補強をしたいと考えています。実は試合の動画などを見て「ブルーサンダーの選手は楽しそうにプレーしているね」と感想をもらうことが増えてきて、他チームの選手から「自分も北電でやりたい」という声も上がってきているんです。今後もそうした良い雰囲気は大切にしつつ、ハンドボールファンをたくさん作って会場に足を運んでいただけるよう、選手と共に頑張っていきます!
普段の練習では選手一人ひとりに声をかけながらコミュニケーションを取っているという田中監督。チームとしての団結力や実力が上がってきている様子に心強さを感じていると教えてくれたはぴっ!
また、ブルーサンダーは永平寺町のふるさと大使になっていて、ふるさと納税の返礼品にサイン入りユニフォームなどを提供して、地域との触れ合いも大切にしているんだそう。そんな地域活動も雰囲気の良いチームづくりのきっかけになっているのかもしれないはぴね♪
続くパート2はブルーサンダーを支える主力選手たちに話を聞いてみるはぴ♪
北陸電力ブルーサンダー 藤坂知輝(ともき)選手、西片聖(あきら)選手、久保博貴(ひろき)選手へのインタビューはぴっ♪【パート2】
はぴっ♪
永平寺町を拠点に活動するボクたちのハンドボールチーム「北陸電力ブルーサンダー」。前回の田中監督に引き続き、今回は主力選手として活躍する藤坂選手、西片選手、久保選手の3人にお話を聞いたはぴっ♪
―3人とも小・中学校の頃からハンドボールを続けているはぴね。どんなところが魅力はぴか?
〈藤坂知輝選手(以下:藤坂)〉
ハンドボールは“ボール競技の格闘技”と呼ばれるほどの当たりの激しさとダイナミックなプレー、スピーディーなボールさばきが魅力のスポーツだと思います!!
藤坂知輝 選手
―藤坂選手は今シーズンからキャプテン! 何か変化はあったはぴ?
〈藤坂〉
これまではあまり声を出して前に出るタイプではなかったんですが、キャプテンを任されたことや、みんなを引っ張っていく年齢になった自覚もあり、最近は声出しや積極性なども意識しています。
〈久保博貴選手(以下:久保)〉
確かにこれまではプレーでみんなを引っ張っていくタイプだったけど、最近はプレー以外の所でも他の選手を思って発言してくれることが多くなりました!
〈西片聖選手(以下:西片)〉
マイペースさがなくなった感じはするよね! チームのことを考えてプレーしているのが伝わってきます。
―チームメイトとして、お互いの印象やすごいと思うところを教えてほしいはぴっ♪ まず藤坂キャプテンについてはどうはぴ?
〈西片〉
点取り屋としてもキャプテンとしてもチームを引っ張ってくれる存在! 動きにもキレがあって、身体能力の高さには感心します。メンタル次第で調子が上下するのが玉に瑕ですが…(笑)。
〈久保〉
ダイナミックなプレーや力強いシュート、高さのあるジャンプなど、藤坂さんのプレーを見ればハンドボールが分かる!というくらい、ハンドボールらしいプレーを体現してくれているのがすごいところですね。
西方聖 選手
―西片さんについて教えてほしいはぴっ!
〈藤坂〉
チームのみんなを楽しく笑顔にさせて、気分を上げてくれるムードメーカー。一方で、チームがダラッとしているときは注意したり、生活面でもメリハリのある指導をしてくれるなど、ここぞという時にチームを締めてくれる重要な存在です!
〈久保〉
西片さんのピボットというポジションは、身体を張って味方のために動いたり、時には相手を引きずりながらシュートまで持ち込むこともあるハードな役割。まさにチームのNo.1パワープレーヤーです!
―久保さんについてはどうはぴか?
〈西片〉
こんな顔してめちゃくちゃ足が速いし、シュートも決めるんです! 高校の2年後輩なので学生の頃からいい選手だったのは知っていたんですが、ブルーサンダーで再会したら見違えるくらい上手になっていて、頼もしさも増しました!
〈藤坂〉
久保はチーム内でも弟的キャラなんですが、僕自身は小・中学校が同じで弟も同級生なので、さらに弟に近い感覚ですね。見た目は可愛らしい感じですが瞬間でのプレーの熱さもあり、久保の調子が良ければチームが勝てる!といっても過言ではないほど頼もしい存在です!
―チームメイトとしての信頼感や仲の良さが伝わってきたはぴっ! では、3人がプライベートな時間にハマっていることや趣味があれば教えてほしいはぴ♪
〈藤坂〉
子どもがまだ小さいので、休日は子どもたちと公園に行ったりして遊ぶことが多いですね。もう少し大きくなったらディズニーランドに行ってみたいと思っています。
―やっぱり子どもたちにもハンドボールをしてほしいはぴか?
〈藤坂〉
うちは父もハンドボール選手だったんですが、自分の子どもたちに強制するつもりは全くないですね。自然にハンドボールと出会って、やりたいと言ったら勧めてもいいかなとは思っています。
―西片選手、久保選手はプライベートな時間をどう過ごしているはぴ?
〈西片〉
去年の夏からSUPを始めてハマっています! SUPデビューがいきなり海だったので最初は波の上でボードに立つのが想像以上に難しかったですが、今は自分の板も用意して、シーズンオフの春~夏にかけて海に通っています。広い海に自分しかいない解放感や、波の上で見る景色は最高!! また、子犬を飼って1年ほど経ちますが、これがまた可愛くて(笑)。自宅では愛犬との時間にも癒されています。
〈久保〉
僕も休日は子どもと一緒に公園に出かけたりして、できるだけ外で遊ぶようにしています。普通のパパより体力はあると思うので一緒に走り回ったり、ダイナミックな遊びもしてあげたいですね。
久保博貴 選手
―試合を見に来られるファンの方に、チームとして、個人として注目してほしいプレーを教えてほしいはぴっ!
〈久保〉
コロナ禍で直接応援に来ていただける機会も減っていたので、有観客で試合できる環境になったらぜひ、会場でしか味わえない熱気や臨場感、熱いプレーの数々を楽しんでほしいですね。
〈藤坂〉
接戦になった時のハラハラドキドキ感やプレーの迫力など、日常では味わえない体験を会場で楽しんでもらいたいですね。「こんな体勢から打つの⁉」「こんなところを通すの⁉」というプレーにもぜひ注目してほしいです。
〈西片〉
ハンドボールというとジャンプしてズバーン!と打つシュートを想像する人が多いと思いますが、僕自身はボールに回転をかけて転がす技巧派シュートも得意なんです!! 力強いプレーだけでなく、そうしたオシャレな(笑)プレーができるところにも注目してほしいですね。また、テンションが上がるとプレー中に思わず吠えてしまうこともあるので、そうした非日常的な盛り上がりや会場の一体感も一緒に楽しんでほしいと思います。
西方選手のシュートシーン
―現在、日本ハンドボールリーグのシーズン中はぴが、個人的に強化したいことや試合の中で意識していることはあるはぴか?
〈藤坂〉
試合の流れが悪くなった時、プレー歴の浅いメンバーをうまくサポートしながらチームを引っ張っていけるように気を付けたいですね。
〈西片〉
僕はチームに入って今年で4年目。中堅メンバーとして、また副キャプテンとして試合の流れが悪い時は、相手がどんなことをしたら嫌がるか、チームメイトにどんな言葉がけやサポートをしたら調子が良くなるかを考えながらプレーできる“試合中の目“を養えるよう意識しています。
〈久保〉
昨シーズンに比べて絶対的な実力を持った選手がいない今、チーム内で話し合う時間も増えました。そんななかで副キャプテンとして、チームメイトの表情や言動に違和感を覚えた時は丁寧に話を聞きながら、チームとして「何をする」「何をしてはいけない」という決めごとを作って団結力を増していきたいと思っています。
〈西片〉〈久保〉
藤坂キャプテンにはプレーでチームを引っ張っていってほしいので、他の所については、僕たち副キャプテンふたりが陰で支えながらチーム力を上げていきたいです。
―これからのチームとしての成長も楽しみはぴっ♪ では最後に、今季の目標を教えてほしいはぴ!
藤坂選手のシュートシーン
〈藤坂〉
チーム全体としては今シーズンで10勝を目標にしていたのですが、現段階では3勝7敗と負け越してしまっています。残りの期間では惜しい試合に勝ち切れるように、実力をつけながら目標である10勝を達成してブルーサンダー最高の成績にしたいです!!
―個人的な目標も聞かせてほしいはぴっ♪
〈藤坂〉
前半戦は思い通りのプレーができず、チームに迷惑をかけてしまったところもあったと反省しています。ただ、思い切ったプレーが自分の持ち味なので、めげずにチームの先頭を切って走れるプレーヤーをめざしていきたいですね。キャプテンとして、チームを引っ張っていけるよう頑張ります!!
〈久保〉
10勝という結果ももちろんですが、それ以上にチームメイト全員がしっかり話し合いながら納得できる練習ができるか、悔いの残らない試合ができるかが一番重要。僕自身も昨シーズンはシュート決定率7割超えと調子が良かったので、今季はより高い確率でシュートを決めてチームに貢献できるよう頑張っていきたいです!
久保選手のシュートシーン
〈西片〉
まずは副キャプテンとして、チームの選手の心を支えられるような行動を心がけていきたいですね。個人的な目標としては、僕のポジションはシュートチャンスが少ないのですが、ハンドボールリーグでのタイトル獲得をめざしつつ、他のチームからも一目置かれるような存在になりたいと思っています。あとはSNSフォロワー1000人をめざして、情報発信も積極的に頑張っていきます!!
全員が福井市出身、学生時代からチームメイトとして切磋琢磨してきた3人だからこそ、お互いを認め合いながらチームのために頑張りたい!という想いが伝わってきたはぴっ♪ チームの雰囲気も高まっているようで、今後の試合も楽しみはぴね! 引き続き応援していくはぴっ!!
そんな北陸電力ブルーサンダーが出場する第46回 日本ハンドボールリーグの今後のスケジュールはコチラはぴ。ぜひ、スピーディー&迫力ある試合展開を間近で見てほしいはぴよ~♪
2月6日(日) 13:00 北陸電力福井体育館フレア(福井県永平寺町) vs豊田合成
2月11日(祝) 12:30 富山市総合体育館(富山県富山市) vsトヨタ車体
2月13日(日) 13:00 北陸電力福井体育館フレア(福井県永平寺町) vsトヨタ自動車東日本
2月23日(祝) 14:30 福岡県立スポーツ科学情報センター(福岡県福岡市) vsゴールデンウルヴス福岡
2月26日(土) 13:00 北陸電力福井体育館フレア(福井県永平寺町) vs大崎電気
3月5日(土) 13:00 沖縄県立武道館アリーナ(沖縄県那覇市) vs琉球コラソン