公開日:2021年11月10日

  • ホッケー

ヴェルコスタ福井 三谷元騎選手・渡辺晃大選手へのインタビューはぴっ♪

左:渡辺晃大(こうた)選手
右:三谷元騎(げんき)選手

はぴっ♪

越前町朝日のホッケー場をホームグラウンドに活動するボクたちの「ヴェルコスタ福井」。今回は東京2020オリンピックのホッケー競技日本代表選手として活躍した、MF三谷元騎選手と、FW渡辺晃大選手にお話を聞いたはぴっ♪

 

 

 

 

―ホッケーを始めたきっかけを教えてほしいはぴっ!

<渡辺晃大選手(以下:渡辺)>

僕は小学2年生の時に遊びでホッケーをしたのが最初。その後4年生からスポーツ少年団で本格的にやり始めました。

 

 

 

<三谷元騎選手(以下:三谷)>

僕は小学2年生の時に遊びでホッケーをしたのが最初。その後4年生からスポーツ少年団で本格的にやり始めました。

 

 

〈渡辺〉

ヴェルコスタにも小・中の同級生がいますし、ホッケーを続けている仲間も多いですね。

 

 

〈三谷〉

僕は近くにホッケーの上手なお兄さんがいて、教えてもらったのがきっかけ。4年生からはスポーツ少年団に入りましたが、そもそも当時、通っていた小学校のスポ少は卓球かホッケーの2択しかなくて(笑)。ホッケーのスポ少に入る子が多かったので、みんな一緒に遊び感覚でやっていました。

 

 

 

 

 

―現在、「高円宮牌2021男子ホッケー日本リーグ」の試合が続いているけど、今はどんなスケジュールで過ごしているはぴ?

〈渡辺〉

ヴェルコスタ福井としては週4日練習日があり、日本リーグにも参加してはいるのですが、僕と元騎さんは東京オリンピックに出場してチームを離れていたことや、新型コロナウイルスの状況などもあり、今季の試合やチーム練習はキャンセルして自主トレメインの調整を続けています。

 

 

〈三谷〉

ヴェルコスタとしてもコロナ禍の影響で県外チームとの練習試合がなかなか実現できず、実戦形式でのトレーニングが不足しているもどかしさはありますが、来年4月からの開幕戦にいい状態で参加できるよう、今は身体のメンテナンスとトレーニングに力を入れています。

 

 

 

 

―今回の東京2020オリンピックのホッケー競技では日本代表として活躍された二人はぴが、代表に選ばれた時はどんな気持ちだったはぴ?

 

〈渡辺〉

自信がないなか「選ばれないといけない」というプレッシャーもあったので、自分の名前が呼ばれた時はホッとしました。日本代表の発表は候補全員が揃う部屋で選ばれた人だけが名前を呼ばれる形だったので、落選したメンバーのためにも頑張らないと!という気持ちが強かったですね。

 

 

〈三谷〉

この東京オリンピックをゴールと位置付けてやってきたので、内定をいただいたときは良かったという気持ちでいっぱいでした。ただ、晃大も言ったように、日本全国から候補選手として招集され、4~5年一緒に頑張ってきたメンバーの明暗が決まる瞬間でもあったので、選ばれなかった人の分までしっかりやらなければならない、という責任も強く感じました。

 

 

 

 

―初のオリンピック出場を経験して、感じたことや学んだことはあったはぴか?

〈渡辺〉

今回のオリンピックは無観客だったため、どこか練習試合のような雰囲気もあったのですが、世界の強豪たちと連続して試合をするという今までにない経験ができて、本当に勉強になりました。

 

 

〈三谷〉

ずっと目指していた場所に立つことができた達成感はありましたが、納得する結果※1を残すことができず残念な思いもあります。インド戦で晃大と二人で得点を決めるところまで行けたことはいい思い出になりましたね。

 

(写真提供) 公益財団法人 日本ホッケー協会

 

 

 

 

―周りの変化はあったはぴ?

〈三谷〉

これまでにも日本代表として2018年アジア競技大会優勝を経験するなど大きな国際試合にも出場してきたのですが、今回は「オリンピック選手」と周りから言われることが一気に増えて、他の大会とは違うすごさを実感しました。小さい子どもたちからもたくさんの応援をいただいて、今後ヴェルコスタの活動などを通して子どもたちにホッケーを教えたり、一緒にプレイすることで彼らのモチベーションが上がってくれるといいなと思っています。

 

 

 

 

―競技以外で、オリンピックの思い出を教えてほしいはぴっ!

〈渡辺〉

選手村でテニスの錦織圭選手を見かけたり、エレベーターでバスケットボールの八村塁選手と一緒になるなど、有名選手と遭遇することも新鮮な経験でしたね。巷で伝えられているように洗濯のトラブル※2  は多少ありましたが(笑)選手村はとても快適で暮らしやすかったです。

 

 

〈三谷〉

僕は個人的にBMX競技が好きだったので、大池水社(みなと)選手と話せたことがすごく印象に残っています。あとは、海外での試合だと食事が合わなくてキツいことも多いのですが、日本開催ということでご飯は何を食べてもおいしかったですね。

 

 

〈渡辺〉

SNSでも話題になっていましたが、ギョーザとたこ焼きには外国人選手が長い列を作っていて、本当に人気でしたよ!

 

 

〈三谷〉

特に変わったところはない普通のギョーザとたこ焼きだったんですが、確かにおいしかったよね(笑)。

 

 

 

 

 

―オリンピックも終わってつかの間の休息はぴが、プライベートで熱中していることはあるはぴか?

〈渡辺〉

オリンピックの準備期間はなかなか自由な時間が持てなかったので、今はその反動か、いろいろなことに挑戦しています。サイクリングやキャンプ、バイクでのツーリングをはじめ、元騎さんと二人で渓流釣りにもよく行きますよ!

 

 

〈三谷〉

早朝5時ごろに出発して川を目指すんです。釣りはもちろん楽しいですが景色を見たりするのも好きなので、朝日に照らされた山々の風景が見られるのも醍醐味ですね。朝早くから動くと一日が充実していて気持ちいいですよ。釣りを午前中に終えて、その後は家族との時間も大切にしています。

 

 

 


 

ホッケーをはじめてからオリンピックでも、いろんなことがあったはぴねぇ~。そして三谷選手、渡辺選手のインタビューはまだまだ続くはぴよぉ~。パート2ではホッケーの見どころや楽しみ方、そしてヴェルコスタ福井のことについてももっと解説してもらうはぴ♪

 


 

※1 ホッケー男子 最終順位は11位

※2 選手村の洗濯事情が話題に。洗濯場所には長蛇の列ができ、ユニフォームを洗うのもひと苦労。洗濯場所にユニフォームを預け、紛失するという珍事件もあったそう

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