公開日:2023年6月21日
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陸上競技で活躍をされる野村有香選手へのインタビューはぴっ♪【前編】
はぴっ♪
今回は、陸上競技で活躍をされる野村有香選手にインタビューはぴっ!
野村選手は、越前市出身、高校3年時に100mハードルでインターハイ準優勝、400mハードルで国体準優勝をされたはぴ。
また、出産を経た現在も現役の陸上選手として活躍されており、今年 7 月28日(金)、29日(土)に9.98スタジアムで開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) in FUKUI 2023」では100mハードルの種目に出場されるはぴ。
そして野村選手には、今年9月に開催される日本スポーツマスターズ2023福井大会の大会アンバサダーに就任していただいており、県内外で大会の PR などを実施していただいているはぴっ!
今回のインタビューは2部構成となっており、前編では陸上競技の魅力や競技に対する思い、後編ではアスリートナイトゲームズへの思いなどについてお話を伺いました。
後編はこちら
アスリートナイトゲームズについてはこちら
ー今年6月1日~4日に開催された日本陸上競技選手権大会には100mハードルの種目に出場され、昨年よりも良い結果を残されたはぴっ。今の心境はいかがはぴ?
〈野村有香選手(以下:野村)〉
昨年の日本選手権は、2019 年の大会以来の出場で自分自身緊張していたのと、全国大会に出るのが本当に久しぶりだったので、走り方を思い出すのに時間がかかってしまって、スタートで躓いてしまい、悔しい思いでした。
今年は、去年の反省も生かせて、自分の強みであるスタートからしっかり戦うことができて、割と悔しいっていう気持ちもあるんですけど、どっちかと言うと、やり切ったというか、すっきりした感じがあります。自分の中ではすごく良い走りができたかなと思っています!
ーレースが上手くいくとやはり楽しいはぴね。
〈野村〉
やっぱりハードルも、普通の100mもそうなんですけど、うまく走るっていうのがすごく難しくて、どんな選手でもそうですけど、完璧なレースってあんまりないと思うんですよね。そんな中でも自分の良さを出せたり、自分がやりたかったことができたりした時には、すごくすっきりするというか、楽しいですね。
ー(右:野村選手、左:大久保有梨選手(株式会社ユティック陸上競技部所属))
ー現在も継続して、競技に向き合われておられるはぴが、競技の魅力はどういった部分にあるはぴ?
〈野村〉
もともと走るのは好きなので、普通に走るのが楽しいんです。
ハードルって、走りながら跳ぶ競技なので、特殊といえば特殊で、奥が深い競技なんです。自分で考えながら、走ることができる。
また大学を卒業した2年後くらいから、もう10何年、自分でメニューを立てているのですが、今は「こういうふうに走りたい」っていうイメージを練習で再現できた時がすごく楽しいです。
ー主にハードル競技をメインとされてきた野村選手はぴが、昨年は 100mと 200m、100mハードル、そして立ち五段跳びで全日本マスターズ記録を樹立されたはぴっ!ハードル以外の競技はいつから開始されたはぴ?
〈野村〉
400mハードルはずっと継続的にやっていたんですけど、他の競技を始めたのは産後からです。
他競技を始めた理由の一つとして、100mも200mも、ハードル競技に繋がる部分が多いから、すべてはハードルのために取り組み始めました。記録更新というよりも、ハードルが強くなりたいから。
ー立ち五段跳び競技も同じように跳躍力などを鍛えるために始められたはぴ?
〈野村〉
立ち五段跳びは、ただ跳ぶのが好きだったからですね!
ー妊娠、出産の経験も経て、このように別競技も取り入れてみようという心境の変化があったのかと思うはぴが、身体面での変化もあったはぴ?
〈野村〉
産後、出産前の体に戻すのが結構大変で、やっぱりまずは走るというよりも、出産前の体に戻すことから始めたので、今はそこがうまく噛み合って良かったなと思っています。
そして、産後こうやって競技に挑戦しようと思ったきっかけは心に余裕ができたからかもしれないです。
例えば、実業団で競技をしていた時はやっぱり結果が大切で、自分に余裕がなかったというか、ハードルのことしか考えてなかったんです。
でも産後復帰してからは、競技を純粋に楽しもうって思うことができるようになって、それがいい方向に繋がったのかなと思います。
ー出産前の身体の状態に戻していくことやレースの際に心がけていることはあるはぴか?
〈野村〉
産後、大きな怪我をせずに練習に取り組めているのですが、そこは気を付けているところでもあって、毎晩、娘が寝た後にアロマオイルマッサージとストレッチを欠かさずするようにしています!結構時間もかかるし、続けることも大変なんですけど、楽しいです!
またレースの時は、純粋に競技を楽しもうって思っています!
日本選手権でも、もちろん良い結果や記録にはこだわってはいたんですけれど、私ももう36歳で、全国大会で走るチャンスって本当に数少ないので、その場の雰囲気とか、自分がどこまで走れるかっていうことを純粋に楽しみたいと思って、スタートラインには立つようにしています。
ーありがとうございましたはぴっ!
前編では野村選手の考える競技の魅力や、競技に対する思いについてお聞きしたはぴっ!
後編では7月28日、29日に開催される「Athlete Night Games(アスリートナイトゲームズ) inFUKUI 2023」への意気込みなどについてお聞きしたはぴっ!
後編はこちら