公開日:2026年3月16日

女子レスリング五輪金メダルリスト・金城梨紗子さんへのインタビューはぴっ♪

はぴっ♪

 

2月26日〜3月2日、女子レスリングオリンピック・世界選手権合同合宿が、敦賀市総合運動公園体育館で開催されたはぴっ♪ 公開練習のほか、28日には交流事業として地元小中学生を対象としたレスリング体験やトークショーも開催。合同合宿と交流事業に参加した金メダリストの金城梨紗子さんは、結婚、出産を経て、現在は敦賀市を拠点に活動中。ジュニア世代の育成に取り組んでいる金城さんにインタビューしてきたはぴっ♪

 

 

 

—まずは、今回の交流事業を今日振り返っての感想を聞かせてほしいはぴっ♪

 

あっという間で、時間が足りないなと思うほどでした。(プロアスリートと子どもたちとの交流の)機会がまたあるといいですね。子どもたちも楽しんでいたんじゃないでしょうか。

 

—地元敦賀を拠点に敦賀少年レスリングクラブなどでジュニア世代の指導育成にも携わる中で、感じていることや目標を教えてほしいはぴっ♪

 

レスリングはテレビなどで観て印象に残っている方は多いと思うんですが、実際に競技する人数は少ないんです。特に地方はだんだん減ってきていると感じているので、私が敦賀に住むようになって、せっかくご縁ができたので、敦賀でレスリングをやる子を増やせたらいいなと思っています。

 

—子どもたちジュニア世代に向けて、夢や目標を持つことの大切さについて、メッセージをお願いしたいはぴっ♪

ただ人生を生きるのではなく、何かをするために生きるという意味で目標は必要です。そして、自分で決めた目標を簡単にやめないことが大切だと思っています。

 

—目標を持って挑戦を続けるために、大切なことは何か教えてほしいはぴっ♪

 

スポーツは経験を重ねるにつれて楽しいだけでは済まない場面も出てきます。勝ち負けがある以上、楽しいだけではやっていけない世界なので、「楽しくないからやめよう」とか、ネガティブなことからすぐに逃げるのではなく、それに対してどう向き合うか。やめるという逃げの選択肢ではなく、どう立ち向かって、どう対処して克服していこうかと考えることが大事じゃないでしょうか。

 

 

 

—私生活では、小さなお子さんの子育て真っ只中の金城さん、子育てとレスリングの両立やワークライフバランスについても教えてほしいはぴっ♪

 

1日は24時間と限られていて、仕事としてのレスリングも大事だし、もちろん家族も大事です。優先すべきは家族なんですけど、どちらも大事にしたい。「二兎追うものは一兎も得ず」という言葉がありますけど、私は二兎追って二兎を得たいので、どちらも全力でやると決めています。バランスというとちょっと難しいんですけど、やりたいことをやると決めているので、全力でやっています。

 

—今後、お子さんにレスリングを教えるご予定はあるはぴっ?

 

子どもがやると言えば、教えると思うんですけど、3歳と0歳で、まだ(本人も)わかっていないので。様子見しながら、本人がやるというのであれば教えると思います。

 

—去年10月に引退を発表された金城さん、今、改めて競技人生を振り返って、何か印象に残っていることがあれば教えてほしいはぴっ♪

 

やっぱり東京オリンピックの予選(※)が1番印象に残っています。本当に厳しい戦いで、オリンピック本戦よりも濃かったです。大事な時間になりました。

(※金城さんは五輪4連覇の伊調馨選手との激闘の末に代表に選出)

 

 

 

—金城選手が考えるレスリングの魅力は、どういったところはぴっ♪

 

対人競技なので、その場面場面で何が起こるかわからない。それに対してどう対処できるかという臨機応変さが求められるところが私はすごく楽しいし、魅力を感じています。

 

—今後の夢や目標、レスリングに関する活動について教えてほしいはぴっ♪

 

今は敦賀気比高校の特別顧問としてコーチを務めたり、スポーツ少年団「敦賀少年レスリングクラブ」の子どもたちに教えたりしています。私はサントリーの所属で、妹(※)のコーチもしていて、教える場所が1ヵ所だけではありません。なので、まんべんなく活動し、自分の関係する子たちがレスリングを通じて「やっててよかったな」と思ってくれるような人生をお手伝いしたいなと思っています。

(※恒村友香子選手(サントリー所属)。東京五輪では姉妹優勝を果たした)

 

—最後に日本のレスリング界に対する思いを聞かせてほしいはぴっ♪

 

これからレスリングを選ぶ子がどんどん増えてくれたらいいなと思っています。

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