公開日:2026年7月24日

バスケットボール「福井ブローウィンズ」満田選手と「長崎ヴェルカ」松本健児リオン選手、北陸高校出身Bリーガーの対談はぴっ♪

はぴっ♪

 

6月28日に大野エキサイト広場で「北陸ドリームマッチ」が開催されたはぴっ♪ バスケットボールの強豪校・北陸高校出身の現役Bリーガー10名が福井に集結。母校の現役部員とエキシビションマッチを行ったはぴっ♪ 発起人の松本健児リオン選手と満田丈太郎選手に、イベント開催への思いや福井のみんなへのメッセージをインタビューしたはぴっ♪

 

 

 

 

―今回、「北陸ドリームマッチ」を開催しようと思ったきっかけを聞かせてほしいはぴっ♪

 

松本選手:現在、Bリーグに北陸高校出身の選手が18人いるのですが、試合で会ったときに、北陸高校のOB戦をやりたいという話が出たのがきっかけです。福井は今、ブローウィンズがすごく盛り上がっていますよね。このタイミングでプロとして福井に恩返しできることを考え、後輩の現役部員とのエキシビションマッチとバスケットボールクリニックを組み合わせたイベントを企画しました。

 

実は、僕は丈太郎とはプロのリーグでまだ一度も戦ったことがないんです。プロの世界でも一緒にプレーできる機会は珍しいので、OB同士が集まる中で、みんながどれだけ成長したか確かめ合う場としても、このイベントを実現したいと思いました。

 

 

 

―お二人の福井への思いを聞かせてほしいはぴっ♪

 

満田選手:小学校、中学校時代は強豪校ではなかったので、福井に来たときは名門校に入学できる喜びを感じていました。バスケ部では想像以上に練習が厳しく、毎日練習についていくのが精いっぱいでした。でも、うれしいことも苦しいこともたくさん経験でき、高校時代の3年間でプレーヤーとしても大きく成長させてもらいました。

 

僕はまた福井に戻ってブローウィンズでプレーしているので、当時も今も地元の皆さんに応援していただいていることに、改めて感謝の気持ちを感じています。

 

松本選手:僕は中学2年生のときに福井市の進明中学校に転校し、そこから北陸高校に入学しました。福井で過ごした5年間はかけがえのない時間で、自分の精神面や人格を形成したと言っても過言ではないほど、人生で一番大切な5年間でした。今でも福井に行くたびに帰ってきたという気持ちになる、第二の故郷のような場所です。

 

 

 

―高校時代、同じバスケ部でプレーしたお二人ですが、お互いにどんな印象を持っていたはぴっ?

 

満田選手:彼は中学時代から福井にいたので、生活のルールや身の回りのことなど、いろいろとお手本になってくれていました。人柄がよく、彼の周りには同級生が集まってきて、いつも人の輪の中心にいる感じでした。

 

松本選手:僕らの代のエースだったので、負けたくない気持ちより頼りになるという思いのほうが大きかったです。ただ、天然でどこか抜けているところがありました(笑)。

 

 

―高校時代を振り返って、印象に残っているエピソードはあるはぴっ?

 

満田選手:1年生のときにウインターカップで優勝できたことです。主力ではなかったのですが、その経験が自分たちの代が中心になって戦うときに生きました。

 

松本選手:試合はもちろんですが、バスケ部員はほぼ寮生活なので、24時間みんなで生活していたこともいい思い出です。本当に兄弟に近い関係性があり、どんなときも一緒でした。ケンカもよくしましたが、僕らの代は特に仲が良かったですね。今でもみんなで集まると、高校時代の思い出話だけで3時間くらい盛り上がっています。本当に特別な仲間です。

 

満田選手:そうですね。確かにケンカはしましたけど、ピンチのときは団結してみんなで支え合い、励まし合っていました。誰ひとり辞めることなく3年間一緒に頑張れたのは、横のつながりが強かったおかげです。人とのつながりは本当に大切なものだと先輩からも教わりましたし、後輩にも受け継がれていて、それが北陸高校バスケ部を成り立たせているのだと実感しています。

 

 

―イベントを通じて学生たちや観客の皆さんに伝えたいことは何はぴっ?

 

松本選手:北陸高校バスケ部は歴史が長く、卒業してもみんな母校を誇りに思っています。社会人OBの方もたくさん来るので、後輩にはいろんな人たちとのつながりや、自分たちの後ろで応援してくれている人たちの存在を感じてもらえたらと思います。

 

僕たちはBリーガーなので、プロとはこういうものだとプレーでもしっかりと見せたい。ドリームマッチが刺激になり、今後のインターハイを頑張るモチベーションになってほしいですね。

 

観客の皆さんには、北陸高校から育っていったBリーガーがたくさんいることをプレーで伝えられたら。福井の未来は今の子どもたちが作っていくので、今回のイベントがバスケを好きになり、プロを目指すきっかけになってほしいと思います。

 

満田選手:福井でプロスポーツが根付かないと言われている中で、バスケットボールは各方面の方が注目してくださっています。いろいろなカテゴリを超えた選手たちが集まるので、レベルの高いプレーや団結力を見せたいと思っています。

 

福井でバスケットボールを盛り上げ、さらに熱を高めていくためにも、Bリーグとは違ったバスケットボールのイベントも楽しんでいただきたいですね。

 

 

 

―松本選手は今季、「長崎ヴェルカ」でB1リーグ優勝を成し遂げ、満田選手は「福井ブローウィンズ」で3シーズンにわたって地元を盛り上げてきたはぴっ♪ プロとして歩んできた今だからこそ、若い世代に伝えたいことはあるはぴっ?

 

松本選手:僕は長崎に行くまでに、チームが決まらない時期がありました。そこから長崎ヴェルカと契約させてもらい、5年間でB1リーグ優勝という夢のようなストーリーを駆け上がってきました。契約がない期間は正直かなりきつく、どん底を経験しました。でも、諦めずに前に進み続ければ、チャンスは巡ってきます。努力は裏切らないから、成功をつかむまで続けることが大事です。

 

満田選手:スポーツに限らず、小さい頃からやっていなくても、中学や高校から始めてプロになる人もたくさんいます。一人ひとりが諦めず、自分のやるべきことや目標に対してどれだけのことを費やせるか、努力をし続け、自分を信じ続けることで道は開けていきます。強豪かどうかは関係ありません。今いるところで自分が最大限できることを突き詰めていってください。

 

 

―最後に、福井の皆さんへ一言メッセージをお願いするはぴっ♪

 

松本選手:地方から日本で大きな功績を上げるのは簡単ではないですし、都心部に比べればチャンスも限られるのかもしれません。それでも目標に向かって正しく努力を続けていけば、チャンスはいつか巡ってくるし、つかみ取れると思います。福井からでも挑戦できることはたくさんある。自分の目標や叶えたいことに向かって、一生懸命努力することを惜しまないでください。やり続ければ絶対に叶うことを、僕も自分のプレーで伝えていきます。

 

満田選手:僕たちに共通しているのは、お互いに0からスタートしたチームに入団し、独自のカルチャーを築き上げてきたことです。長崎ヴェルカの壮大なストーリーは誰にも真似できないものですが、そのモデルがあるからこそ僕も福井ブローウィンズも新しい挑戦ができると信じています。

 

B1昇格への挑戦だけでなく、地域の中で子どもたちやバスケットボールが好きな人たちとどう関わり、魅力を伝えていくかも大切にしていきたい。今回の北陸ドリームマッチも一度きりで終わるのではなく、この経験を生かし、地域の皆さんと一緒に、少しずつ活動を広げていけたらうれしいですね。

 

 

 

「北陸ドリームマッチ」は1300席分のチケットが即完売。当日は「素晴らしいBリーガーと一緒にプレーできるのが楽しみ。高校生とはお互い本気でぶつかり合いたいです」という言葉どおり、観客を巻き込んで大いに盛り上がりを見せたはぴっ♪ 今後も福井で育った選手たちの活躍に期待が高まるはぴっ♪

はぴりゅうスポマガ一覧へ戻る